2025年10月19日(日)、前回と同じ大阪公立大学医学部医学科学舎4階にて、第15回カーボカウント、インスリンポンプ・CGMセミナーを開催しました。日本全国から149名の先生方(看護師62名、医師42名、管理栄養士40名、薬剤師2名、保健師2名、臨床検査技師1名)にご参加いただきました。今回は申込数が定員に満たなかったため、抽選は行わず、お申し込みいただいた全員にご参加いただくことができました。
当日は前回と同様に、90分講義を3コマ(各時間4つの講義から1つを選択)、ランチョンセミナー、総括を実施しました。講義は講義形式8コマとハンズオン4コマの計12コマを用意しました(詳細は時間割をご参照ください)。講義形式では、カーボカウント、インスリンポンプ、CGMを初めて学ぶ方向けの初級クラス「はじめての3C」から、各分野の最新知見を扱う上級クラスまで、レベル別に構成しました。なお、参加者には、Web申込時に選択した講義を受講していただきました。中級クラスでは、CGMやポンプを用いた内科的糖尿病治療をテーマに、「中高年・高齢者(1型/2型)の管理方法」、「ライフイベント(妊娠・出産など)や合併症に応じた臨床的工夫」についての講義の他、「管理栄養士によるカーボカウントを用いた栄養指導」など、より実践的な内容を取り上げました。 また、毎年ご好評いただいているハンズオンでは、ミニメド780Gインスリンポンプ、メディセーフウィズ、FreeStyleリブレ2、Dexcom G7を使用し、実際に機器に触れていただきました。希望者にはご自身での装着体験も行っていただきました。
ランチョンセミナーでは、1型糖尿病を持ち初期研修中の医師の方にご講演いただきました。発症当時のエピソードや、周囲とのコミュニケーションで感じたことなど、患者としての実体験を踏まえ、どのような言葉が自然で心地よく受け取れるのか、その時の心の動きとともにお話しいただきました。日常診療の何気ない言葉がけであっても、患者さんの思いを汲み取り、心に寄り添う表現の大切さを改めて学ぶ、大変貴重な時間となりました。
最後の総括では質疑応答の時間を設け、講義内容に関する質問だけでなく、日常診療で抱えておられる疑問についても講師が回答し、セミナーを締めくくりました。